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バージョン: User Guides (Cloud)

エンティティの削除

フィルタリング条件または主キーにより、不要になったエンティティを削除できます。

フィルタリング条件によるエンティティの削除

いくつかの属性を共有する複数のエンティティをバッチで削除する場合、フィルター式を使用できます。以下のサンプルコードでは、in演算子を使用して、colorフィールドがredおよびpurpleのいずれかに設定されたすべてのエンティティを一括削除しています。必要に応じて他の演算子を使用して、フィルター式を構成することもできます。フィルター式の詳細については、フィルタリングの説明を参照してください。

from pymilvus import MilvusClient

client = MilvusClient(
uri="YOUR_CLUSTER_ENDPOINT",
token="YOUR_CLUSTER_TOKEN"
)

res = client.delete(
collection_name="quick_setup",
filter="color in ['red_7025', 'purple_4976]"
)

print(res)

# 出力
# {'delete_count': 2}

主キーによるエンティティの削除

ほとんどの場合、主キーはエンティティを一意に識別します。削除リクエストで主キーを設定することで、エンティティを削除できます。以下のサンプルコードは、主キーが1819の2つのエンティティを削除する方法を示しています。

res = client.delete(
collection_name="quick_setup",
ids=[18, 19]
)

print(res)

# 出力
# {'delete_count': 2}

パーティションからのエンティティの削除

特定のパーティションに保存されたエンティティも削除できます。以下のコードスニペットでは、コレクションにPartitionAという名前のパーティションがあると仮定しています。

res = client.delete(
collection_name="quick_setup",
ids=[18, 19],
partition_name="partitionA"
)

print(res)

# 出力
# {'delete_count': 2}