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バージョン: User Guides (Cloud)

Length

length フィルターは、指定された長さ要件を満たさないトークンを削除し、テキスト処理中に保持するトークンの長さを制御できるようにします。

設定

length フィルターは Zilliz Cloud のカスタムフィルターであり、フィルター設定で "type": "length" を指定して使用します。analyzer_params 内の辞書として設定し、長さの制限を定義できます。

analyzer_params = {
"tokenizer": "standard",
"filter":[{
"type": "length", # フィルターの種類を length として指定します
"max": 10, # 最大トークン長を10文字に設定します
}],
}

length フィルターは、以下の設定可能なパラメータを受け入れます。

パラメータ

説明

max

最大トークン長を設定します。この長さより長いトークンは削除されます。

length フィルターは、トークナイザーによって生成された語句に対して操作を行うため、トークナイザーと組み合わせて使用する必要があります。Zilliz Cloud で利用可能なトークナイザーのリストについては、Tokenizer Reference を参照してください。

analyzer_params を定義した後、コレクションスキーマを定義する際に VARCHAR フィールドに適用できます。これにより、Zilliz Cloud は指定されたアナライザーを使用して、そのフィールド内のテキストを効率的にトークナイズおよびフィルタリングできます。詳細については、使用例を参照してください。

コレクションスキーマにアナライザー設定を適用する前に、run_analyzer メソッドを使用してその動作を検証してください。

アナライザー設定

analyzer_params = {
"tokenizer": "standard",
"filter":[{
"type": "length", # フィルターの種類を length として指定します
"max": 10, # 最大トークン長を10文字に設定します
}],
}

run_analyzer を使用した検証

from pymilvus import (
MilvusClient,
)

client = MilvusClient(uri="YOUR_CLUSTER_ENDPOINT")

# アナライズするサンプルテキスト
sample_text = "The length filter allows control over token length requirements for text processing."

# 定義された設定で標準アナライザーを実行
result = client.run_analyzer(sample_text, analyzer_params)
print("Standard analyzer output:", result)

期待される出力

['The', 'length', 'filter', 'allows', 'control', 'over', 'token', 'length', 'for', 'text', 'processing']